看護師がプチ断食ダイエットを始めてみた件~実践編~

前回の記事では,青木厚氏の「空腹」こそ最強のクスリという本のざっくりとした要約とプチ断食について書いてみました.そして,今回の記事では,3交代制勤務をしている看護師が16時間のプチ断食をしようと思ったらどのような感じになるのかというスケジュールを計画していこうかと思います.

基本戦略としては,仕事の休憩時間の食事を抜くことで16時間の絶食を達成しようと考えています.3交代制勤務の場合,定時で終了したとしても8時間は病院にいることになります.ですが,私が働いている病院の場合,どの勤務帯でもだいたい1~2時間は残業をします.さらに通勤で往復2時間はかかるので.ここまでで12時間ぐらいを確保することができます.ここにあと4時間の絶食時間をプラスすれば晴れて16時間のプチ断食が達成できる!!となるわけです.

一番簡単なのは夕方から夜中までが仕事時間の「準夜」ですね.この場合は,仕事前の14時ごろに食事をとったとしても仕事の終わる1時までで11時間は職場にいることになります.そしてあとは家に帰って何も食べずに寝るだけです.大体6時間は寝ることになりますから.翌朝9時頃までは絶食を継続できます(トータル19時間ぐらい).十分ですね.そして,朝9時に朝食をとり,また14時ごろに軽食を摂って準夜2日目に向かうという感じです.慣れてくれば12時ごろに1回食事をとるだけで良くなってしまいます.

次にやりやすいと感じたのは夜中から朝までが仕事の「深夜」です.この場合も,仕事前に軽く食事をとって(あまり食べすぎると仕事中に眠くなる),仕事中は食べないというシンプルな方法.深夜の場合,出勤が0時(実際は情報収集などのために23時ごろには病院に着いている)のため,22時ごろには家を出発します.つまり21時半には食事を終えています.絶食のことを考えると21時までには終えられていると良いかなと思ったりしています.そして仕事中は絶食を継続.深夜はルーチンの業務は時間内に終わることが多いですが,そのあとに,日ごろ消化しきれていない各部署への連絡や医師やその他のコメディカルと呼ばれる職種の人たち(薬剤師やリハビリのセラピストなど)と話し合いをするために残ることが多く,大体1~2時間ぐらいは残っていることが多いです.そうすると,帰宅は12時頃になります.残り1時間から1時間半ぐらい.これがきつい.この時ばかりはぐっと我慢.無理って人はここはあまりこだわらなくてもいい気がします.もしくは仕事前の食事を少し早くするか.そして,お腹が満たされたところでおやすみなさい.

このスケジュールだと,仕事終わりの疲れているときに食事を我慢する時間が出てくるのと,食事をしてすぐに寝るという少し睡眠の質が下がりそうな感じになりそうなので,もう少し工夫する余地はあるかもしれません.

最後に.日勤の時です.この時は思い切って朝ご飯を食べないで仕事に行くことにしてみました.確かに慣れないうちは午前中にお腹が空いてしまいますが,せっかく前の日の夕ご飯から一晩絶食を続けている状況なのでこれを逃すともったいないと感じてしまいました.そして,仕事中に食事をとらないというスタンスを守るのであれば,次は夕食まで絶食を継続します.確かに,お腹は空きますが,仕事が始まってしまえば考えることややることがたくさんあるので気はまぎれます.このスケジュールだと1日1食になってしまいますが,絶食時間は長く取れるに越したことはないのでこれはこれで良い気がします.私は家族との夕食を優先したいためにこのようなスケジュールを組んでみましたが,どうしても無理な人は,22時と6時ごろに食事をとって仕事中は絶食とするか,6時に朝ご飯を食べて,日勤の時だけ休憩中に軽食を摂るようにすると良いのではないかと思います.

最後にお休みの日ですが,この時は絶食は意識しません!!食べたいものを食べたいだけ食べます.3食きっちりいただきます.3時のおやつもいただきます.

そして,最後に大事なルールを一つ.青木氏も書いていましたが,絶食中でも素焼きのナッツだけは食べてよいこととします.ナッツを食べる量や回数に関しては一切制限をしないというものです.また,水や砂糖の入っていない茶,ブラックコーヒーも特に制限をしません.

こんなスケジュールでやってみようかと思います.

ちなみに,この方法を開始する時点での私の体重ですが,なんと75kg.BMIは29です.これがどのようになるのか,また,このスケジュールをこなせるのかどうかも含めて後日結果を発表したいと思います.